美味しいお茶を淹れるコツ
おいしいストレートティーを淹れる
ストレートティーにはダージリン、キーマン、ウバなどが適しています。香りや風味を楽しむために、使用する茶葉によって最適の蒸らし時間を守りましょう。目安として大きな茶葉なら4~5分程度、細かい茶葉なら2分~3分程度と言われています。
ミルクティーをおいしく淹れる
まずはミルクティーに適した紅茶を選びましょう。アッサム、ウバ、ジャワなど細かいタイプの茶葉が適しています。ミルクは牛乳(成分無調整)を使用することがポイント。コーヒー用の生クリームやパウダーのものは脂肪分が多く、大味になってしまうので避けましょう。
シナモン、カルダモン、クローブ、ナツメグなどのスパイスを加えるとインド風チャイになります。スパイスは粉末よりもホールタイプを砕いて使う方が粉っぽくならずに良いです。
レモンティーをおいしく淹れる
レモンの酸味を楽しむためには、ウバやニルギリ、ヌワラエリヤなどの茶葉が適しています。苦味を少なくするために蒸らす時間は少し短めに。スライスしたレモンを入れ数回さっとかき混ぜ、すぐに取り出します。混ぜすぎると、レモンのすっぱさが増し渋みが出てしまいます。
おいしいアイスティーを淹れる
渋みを出さないアイスティーは、水出しで作ります。アールグレイやジャワ、セイロン茶葉が適しています。まず夜のうちに、麦茶ポットなど冷蔵庫に入れやすい容器に水を入れ、ティーバッグを入れます。(1バッグあたり350cc前後) 翌朝、揺らすと渋みが出てしまうのであまり揺らさないようにティーバッグを取り出して完成です。
ティーバッグをおいしく淹れる
ティーバッグで淹れる魅力は、手軽に短時間で淹れられることでしょう。蒸らす時間は表示を確認して、蒸らし終わったらティーバッグを取り出します。取り出すときは渋みが増すので絞り切らないようにして下さい。ティーバッグを入れる時は、先にカップへ熱湯を入れてからティーバッグを縁から入れる。浮かせたり、カップへ先に入れないようにしましょう。空気が入って、おいしさが出にくくなります。また、一杯に対して一個が原則で、最初に風味と香りがすべて排出されますから繰り返しは避けましょう。
ハーブティーをおいしく淹れる方法
味と香り、色を楽しむために、耐熱ガラス製や陶器のポットを使用しましょう。ホットティーならお茶を淹れる前にティーポットとカップを温める、アイスティーを淹れる場合は、ティーポットとカップをあらかじめ冷やしておくなど、ほんの少しの工夫で味や香りがぐんと良くなります。まず、ティーポットにハーブとお湯を入れティーポットカバーをして蒸らします。蒸らし時間はハーブの種類にもよりますが、基本として約3分。フレッシュハーブや固めのハーブは5~6分程度。ポットにお茶を残しておくと渋みが出てしまうので、残さずに注ぎきって下さい。甘みが欲しい時は三温糖やはちみつがおすすめです。
意外と知らない?日本茶の淹れ方- 基礎の基礎
煎茶のおいしい淹れ方
甘味と渋みをバランスよく引き出す上級煎茶のおいしい淹れ方は、急須や茶碗は小振りのものを用意し、1人分2~3gの茶葉、70度前後のお湯、浸出時間は1~2分が目安です。ポイントは茶碗をあたためておくこと、味が均等になるように少しずつ注ぎ分けること、そして最後の一滴まで絞りきることです。二煎目以降は、お湯の温度を高く、浸出時間は短かめにして下さい。
ほうじ茶、玄米茶、番茶のおいしい淹れ方
香ばしい香りが特徴のほうじ茶は、沸騰した熱いお湯を一気に入れるのがポイントです。急須や茶碗はやや大きめのものを用意して、茶葉の量は1人分3g、お湯の量は130mlくらいが目安です。浸出時間は約30秒。玄米茶や番茶も同じように淹れるとおいしくなります。
玉露のおいしい淹れ方
玉露をおいしく淹れるコツは、50度前後のぬるめのお湯に多めの茶葉、ゆっくり時間をかけることがポイントです。お湯をじっくりといれると、玉露のうまみの成分であるテアニンが引き出され、濃厚な玉露の持ち味が生きてきます。茶葉の量は1人分3~4gと多めにとり、一煎目の浸出時間は2分半と長めにします。玉露は小振りの茶碗にゆったりと落ち着いて注いでお召し上がり下さい。
芽茶のおいしい淹れ方
芽茶は茶葉が丸まった形をしているので、熱めの熱湯を入れ、丸まった茶葉が開くまで蒸すのがうまみを引き出すのに良いと言われています。2煎目からは芽茶の茶葉は開いているので、1煎目より短い時間蒸らす程度でおいしくいただけます。蒸しすぎると苦味が増してしまいます。
粉茶のおいしい淹れ方
短時間で入れられるのが粉茶の魅力です。濃厚なうまみが直ぐに引き出されるので、急須よりも直接茶碗に入れ、熱湯をゆっくり丸を描くように注ぎます。蒸らすことなく粉茶のうまみが引き出されます。急須を使う場合は、蒸らすと濃厚さが増してドロッとした味になってしまうので、さっと熱湯を淹れそのまま注ぎきることがポイントです。
茎茶のおいしい淹れ方
茎茶は一般的なものと上質とでは、少しお湯の温度を変えたほうが良いとされています。一般的な茎茶の場合は熱めの熱湯を淹れ、上質なものは少し低温の70℃くらいのお湯で淹れてみましょう。約1、2分を目安に蒸らしていただければ、旨味が引き出されおいしくいただけます。
おいしい中国茶の淹れ方
種類の多い中国茶はそれぞれ特徴が異なっていて、その特徴を引き出すためには、適切な湯の温度と蒸らし時間を知っておくことが大切です。またお茶の種類に応じた茶器を選ぶことが重要なポイントになります。日本の急須によく似ていてやや小振りな茶壺(ちゃふう)、蓋と受け皿の付いている湯飲み茶碗の蓋碗(かいわん)など茶器の種類も多く、また、ジャスミン茶や清茶(包種茶)、香檳烏龍茶は、磁器の茶器で淹れる方が良く、凍頂烏龍茶や、鉄観音茶は、陶器の茶器の方がおいしくいただけると言われています。